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今日は天皇杯3回戦。
今年の天皇杯は例年のように元旦国立での決勝戦ではなく12月13日@日産スタジアムなので、試合日程も前倒し。
国立は改修中、来年1月に日本代表のアジア杯があるので選手が休養できるように決勝戦を前倒し、である。

そんなわけで、夏休みとはいえ平日ナイターの天皇杯ともなれば、スーパーガラガラ。
最近ガンバが好調なので、客も復活傾向にあったのだが、なにせ天皇杯はサッカー協会主催。

Jリーグやナビスコ杯はガンバ大阪主催で、試合という興行で如何に儲けるか、
良い試合をして勝利するだけでなく、多くの人に来てもらうか、ファンになってもらうかを努力しているが、
サッカー協会はそういった来客努力が極めて乏しい。
やってないわけではないのだろうが、ロクに見えてこない。
今の日本サッカー界の、昭和の時代から引きずるダメな部分の一つだろう。

いずれにせよ、今日の観衆は 3,122人。
先月末の夏休み平日ナイターで 1万人超えていたことを思うと、その差が判る。

ま、おいらは観客が来なかろうが、ガンバの成績がどうだろうが、人気がどうであっても関係ないし、
少ない方が思う存分、写真が撮れていい。
入場者数が1万数千を超えるだろうと判断する時は、大きなレンズは持っていかないようにしているし、
そうでなくてもある程度多いと、気楽に撮るというわけにもいかないしね。


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試合は 1-0 で勝利。
天皇杯は負けたら終わりのトーナメントだから結果が全てだが、
正直なところ、宇佐美の一振りと東口の好セーブで勝てたようなものだ。

もちろん、だからといって全然ダメダメかと言えば、そうとも言い切れないのがもどかしい。
日程は厳しいし(中三日であり、次のアウェーゲームまで中二日)、
それゆえのレギュラーメンバーは3人のみというスタメン。

だから、その面子で勝てた、というのは素晴らしい。
今日の天皇杯は、他のクラブで J1 が格下にどんどん負けているし、負ける寸前だったクラブもいる。
ガンバも一つ間違えば危うくなったかもしれないが、結果的にしっかり勝っているのは評価されるべきところ。

レギュラーメンバーと同じとは言えないまでも、面子が変わっても守備陣はしっかり守れた。
このあたりは長谷川健太監督の手腕として評価したいところでもある。

ただ、前のメンバーはレギュラーメンバーとの差が大きい。
リーグ再開後のガンバ大躍進の立役者でもあるパトリックは、登録の関係で天皇杯に出られない。
それゆえに、久しぶりのリンス、佐藤のツートップだったわけだが…

正直なところ、いくら守りが堅くても宇佐美とパトリックがいなければ、また残留争いになるかもな……
と思わせる内容でもあった。
(ちょっと言い過ぎかもしれないが)

佐藤クンには徳島にいる頃から見てたので、期待して去年ユニも買ったけれど、やはり色々と辛い。
淡い望みを抱いて今日もずっと追いかけていて、おかげで宇佐美の決勝点シュートが取れずだったけど、
その甲斐もなく残念だった。
まあ、一番残念に思っているのは本人だろうが、1年半経っても、サッカーが色々と合ってないようだ……

とはいえ、次回の準々決勝も 9/10 の、Jリーグやナビスコ杯の試合の合間の平日ナイター。
8/30 に J1、9/3 にナビスコ杯準々決勝アウェイ、9/7 にナビスコ杯準々決勝ホームと来て、
中二日で 9/10 天皇杯準々決勝、さらに中二日 9/13 にまた J1。

残暑が厳しい季節に、ハードすぎる日程である。
その中で勝ち抜いて行くには、やっぱり今日のようなメンバーの活躍にかかっている。

リーグの方も上位狙えるところまで、優勝の望みもあるところまで来ただけに、
天皇杯だけに注力というわけにもいかない。

内容は少しアレだったが、今日久しぶりにスタメン起用されたメンバーには今後も期待したい。
そして、今日は彼らの活躍が見られて楽しかった、