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定刻より10分遅れで関空を出発したJAL 2501便。

引き返し or 成田ダイバート条件付き運航になってしまっていたが、
出発時に FR24 などで新千歳空港の様子を見ても問題無さそうで METER 見ても大丈夫そう、
TAF に雪情報はあったけど、離陸後しばらくしての機長からのアナウンスでも
「到着は定刻の予定です」とあって、余裕かまして楽観的であった。

が、雲の合間から前方に津軽海峡らしき海が見えてきた……と思ったら旋回。
もしかして千歳がヤバくなってウエイティング?青森上空で??

しかし、どう見ても180度前後の旋回ののち、そのまままっすぐ進んでいる。
「これ、もしかして関空戻りか?」と連れに言ったところで周囲もザワザワと。
そして、モニターの航路マップも反転しているのが表示されると、
あちこちで CA さんに問いただす客が出てきた。

でまぁ、結果戻ってきたわけだが、一瞬の躊躇いもなく、サクッと反転帰投であった。
都合3時間の遊覧飛行だったが、ほとんど雲上で何も見えず。
座席も羽根上だったしね。
(足下の広い座席を指定したので、長時間になっても楽だったが)


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仕方ないと言えば仕方ないけど、淡路島をふたたび見ながらの着陸は気分複雑だった。
ちなみに今回は、先月行った根室でのワシ撮影がメインの予定だった。

先月は「色々やってみよう」「色々な撮影をしてみよう」がテーマだったので、
ワシ撮影が目的と言いつつ、ネイチャークルーズに乗ったり、
野付半島行ったり、納沙布岬へ行ったりしていた。(連れのリクエストもあったけど)

結果、ちょっとワシ撮影が足りなかった、十分満足できなかったので、
今回は2日間完全にワシに焦点を当てて…と思っていたのだけどねぇ。
あと、天気が良ければ(4日前は日曜から4日間はオール晴れ予報だった)中標津空港にも行きたかった。

まぁ全部パーだけどね。

幸い、宿は全部当日キャンセルでもキャンセル料がかからないホテルばかりにしていたし、
レンタカーのキャンセルも本当はキャンセル料がかかるところを
「そういう事情ならいいですよー」と言ってくれた。
とはいえ、宿にもレンタカー屋にも申し訳ない話だ。

なんにせよ、仕方ないとは言え、関空くんだりまでスーツケース引っ張って、
機内持ち込み重量ギリギリの機材を背負って往復するのは、
肉体的にも、そしてそれ以上に精神的にへばった。


P.S.
東京在住時に毎冬ニセコへ3〜4回通っていた頃も含めて、
冬の北海道へは50回以上行っているはずだが、
行きの飛行機が欠航したり、到着できずに戻ってきたことは今回が初めてでした。
それも楽観的だった要因ですが……orz