KiHa 47 at JR Kyushu Kashii Line
(X-E2 + XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS)



いつもながら博多駅から快速で2駅、7分程度で単線非電化ローカル線が通っていることに、何とも言えない思いを感じる。
「なんかいいなぁ」とも思うし、「大都市の中心から僅かな距離で田舎風味だなぁ」でもある。
いやまぁ、決して悪く感じているわけではない。

それにしても、福岡県の旧国鉄路線も幾つか第三セクター化したけれども、まだ生き残ってる路線は多く、
いつかフリーきっぷの類いで思う存分乗りまくりながら、ゆっくり昔の炭鉱町をあちこち訪ねてみたい、と思う。
ずっと思いつつも、なかなか実現できていないのだが…


そんな旅のスナップには、今なら X-E2 と GR を持っていくだろう。
旅カメラとしては X-E2 はちょっと大きいかな、とも思うのだが、撮れる絵を思えば許容範囲内。

逆にそういう用途に X-T1 のような軍艦部のあるカメラはちょっと…と思う。
従来の Xマウントボディと X-T1 は、同じマウントで同じレンズが使えるが、方向性は違う。
違うはずなのだけど、良くも悪くも違おうとしなかったのが X-T1 かな、と思う。

APS-Cセンサーで大型EVF搭載&防塵防滴の一眼レフスタイルながらこの小ささ!富士フイルム X-T1 特徴まとめ
富士フイルム X-T1 と他社 EVF 搭載ミラーレス機のサイズ・重量比較(と発売記念キャンペーン)

海外では(ライカなどを除けば)軍艦部とグリップのない一眼レフスタイルじゃないカメラは売れないから、
結局その対策のカメラかなぁ、と思う。

富士フイルム80周年記念製品、Xシリーズの決定版、フラッグシップ機という割りには物足りない。
ボディもレンズもコロコロと操作性を変えるメーカーなので(その点はソニーと双璧)併用も辛いだろうしね。
良くなってる点も多そうだけに残念。

結局こういうスタイルのボディを買うとなれば、動きモノを本気で撮るための投資になるわけだが、
現状は AF にも期待できないし、動きモノを撮れるレンズもない。

ただ、縦グリップとチルト液晶だけは本当に欲しい。
X-T1 最大の売りである EVF なんかより、X-E2 に縦グリップとチルト液晶が付けばそれでいい。
無いものねだりだけどねぇ。