XT1F2910sss


XT1F2901sss


XT1F2890sss


XT1F2888esss
(全て X-T1 + XF23mm F1.4 R)


今日は昼までアレコレこなしてから午後遅くに京都市美術館へ。
半月ほど前に「山岳写真展」を鑑賞しにきたけれど、今日は「大判写真展」。
毎年見に来ている写真展だが、今年は今日しか見に来れそうになかったので……

全倍サイズという通常一番大きなプリントが、一番小さな展示写真サイズという写真展。
今年から採用したという大型インクジェットプリンタによる四全倍サイズ(1.8×1.2m)の大きな写真が
ただっ広い京都市美術館の部屋の端から端まで飾られているのは壮観であった。

ぶっちゃけ、全ての写真が素晴らしいと感じるわけではなかったものの、素晴らしい作品は何点もあり、
それらが、たたみ一畳というサイズでプリントされているのを鑑賞できるのは心地よい経験。
自分にできそうでできないことだからこそ、見る価値はある。
(でも数年前までの方がレベルは高かった気が…… ^^;)

それにしても大判写真展でここまで大伸ばしされている作品、特に四全倍サイズのプリントを眺めていると、
大判でも 4×5 と 8×10 の差をはっきり見ることができる。
8×10 あたりでしっかり撮られた写真は四全倍に伸ばしたものを近づいて見ても、ものすごくクッキリ精密な描写だ。
時にはゾクゾクとするくらいの描写で、大判で撮ろうと思う人の気持ちが分かる。

デジタル全盛期になって大判カメラで撮る人も減っているようだし、機材や消耗品的にも辛い状況であるものの、
こういうのを見ると、残すべきものであるように思う。
まあ、自分がやるかと言われると無理だけど……

ちなみに、そんな写真展なので観覧者へのアンケートでも
「お使いのカメラは何ですか?」という設問の回答欄には、35mm かそれ以上しかなかった(笑)
APS-C とか 4/3 とかコンパクトカメラと同じ扱いなんだろうなぁ、なんて思ったり(^_^;)