スタジアムは糞でも、芝の良さだけはJリーグスタジアム随一。
そんな万博の素晴らしい芝生を守り育てていただいている彼らには、頭が上がりません。


今日は水曜日に続いて、ナビスコ杯。
勝てばナビスコ杯予選突破の確率はかなり上がり、負ければ自力突破が厳しくなる一戦。
水曜日にも書いたが、予選リーグ最終節に試合がないので他力本願になりやすい辛さもある。

そして何より、相手は一週間前、Jリーグ中断前最終戦でボロ負けした FC東京。
連戦が続くせいもあって、今日はまた少し面子を入れ替え、宇佐美が先発で復帰。
ヤットも今野もいないけれど、若い選手たちがやってくれて、3-0 と快勝。

今季は勝っても内容が微妙だったり、相手があまりにも酷いだけだったり、そんな試合が多かったが、
今日は心底、快勝と言っても良い試合だった。

もちろん立役者は2ゴールの宇佐美。
やっぱり今のガンバには強力な FW が必要。
そのピースがハマらない限り厳しい。

かといって、宇佐美だけではマークされると厳しくなるから、
やはり7月の移籍ウィンドウが開いたら活躍できる FW を獲って欲しいと思う。
リンスは良いヤツかもしれないが、ブラジル人FW に期待する決定力は足りない。

ただ、今日の試合で快勝できた何よりの要因としては、ガンバからヤット、今ちゃんが抜けた穴より
FC東京から CB森重が抜けた穴の方が大きかった感じだった。
森重がいたら宇佐美もあれほどやりたい放題できなかったかもしれない。

それにガンバはヤットという存在が抜けた分、良い方向に転んでいる面も出ていると思う。
ヤットがいると彼の存在が大きすぎて、彼に助けられるところも多々ありつつ、
近年は負の部分もなくはないので、代表組のいないガンバはサッカーそのものとして興味深い。

不安定だから次の試合ではコロッと手のひら返しになってしまうかもしれないが、
足りないところはあれど、楽しいとは少し違う面白さはある。

いずれにせよ、今日は清水が負けて、グループA の首位に立った。
残り2節で最後の1節には試合がないけれども、次の仙台戦＠水曜日に勝てば予選突破だ。
カップ戦でも何でも良いから結果が欲しい！