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(D500 + AF-S 300mm f/4E PF ED VR @パナソニックスタジアム吹田)


半月前、サンヨンPF (AF-S 300mm f/4E PF ED VR) を借りて D500 とともに試し撮影した時

「え?こんなにビシバシ合焦して良いの?こんなの誰でも撮れるじゃん!」

そう思ったのは忘れられない。
E-M1 Mark II でどういう撮り方で、どういう設定をしたら、より当たりの確率が上げられるか試行錯誤し続けた1年間を笑うしかないものだった。

撮った、と思ったものは、しっかり合焦して撮れている。
ミスった、遅かった、と思ったものは、ピン甘だったり、ぶれていたりしている。

自分の感覚に合うカメラ、結果がついてくるカメラがやっと手元に返ってきた感じである。
はっきり言って EOS 7D Mark II + EF300mm F2.8L IS II USM の時より歩留まりはずっと良い。
この1年間で苦労した成果もあったのかもしれないが、ボディ性能の差は感じる。
(サンニッパとサンヨンのレンズの差は色々大きくて、サンヨンPF では思い描く写真にならないところもあるけど)

そんな試し撮影を経て、大阪ダービーの時は満足できる結果が残せたと感じた。
E-M1 Mark II なら撮れなかったと確信できるシーンも撮ることができて、デジタル一眼レフに戻って、D500 を買って本当に良かった、と思った。

しかし、1週間後、少し慣れてしまって気が緩んだのか、それとも押し込みながら決まらないまま試合終盤へ向かう嫌な感じに集中力が切れてしまったのか。
結果、絶好のシャッターチャンスを逃してしまった。


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倉田秋の先制点シュートシーン。
これより前のフォロースルーやインパクトのシーンが押さえられなかった。
カメラがダメじゃなくて、自分のミス。

攻撃シーンなのに連れ合いとしゃべっていて、ちゃんとカメラを構えていなかった。
秋にボールが渡って、バイタルエリアの右サイドから内側へ切れ込んだのを見て、「これは撃ちに行く!」と思ってファインダーを覗いた時には遅かった。
ファインダーを覗いた時には既にフォロースルーで、指先が反応した時にはインパクトを過ぎ、シャッターが下りた時に秋はボールの行方を見つめていた。

どんな撮影でも立ち位置は最重要だけど、スポーツの観客席からの撮影は極めて制限されるし、予め指定された席から撮るなら、その席で撮れるものしか撮れない。
写真を撮りにスタジアムへ行っているわけではないから、ガンバを応援する気もなく写真だけ撮りに行っている人たちみたく毎回アウェイ側の隅の席を購入するとか考えられないしね。

だから、どんなに良いシーンをファインダーで覗いていても撮れないモノは撮れないし、背中側だと記録にしかならない。
周りのことを考えば使えるレンズに制約があるのと同じで、それは仕方ない、優先順位が違う。
それに、角度的に撮れるはずでも、他の選手がかぶっていたら撮れないし、ゴール前ではそういうことは非常に多い。

それがフリーで、背中ではなく、こちら側に顔がある形で左足を振り抜いて、この試合の決勝点、そして今季初ゴールを決めてくれる。
そんなシーンを撮れることなんて年に一度もあるかどうかである。
それを自分のミスで取り逃がしたことは、痛恨でしかない。


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こちらは試合終了間際、3点目のマテウスのシュートシーン、の後。
ドリブルで持ち上がっていく間、しっかり追っていて何カットかは撮っていた。
先ほどの倉田秋のゴールもそうだったけれど、鳥栖の DF ラインが低くてバイタルでも寄せが甘かったので、ミドルシュートに行くかもな?とも思っていた。

なのに、またシュートシーンを撮り逃した。
今度はファインダーを覗いていたのに。
目の前で、こちら向きの体制で左足を振り抜いてくれたのに……

言い訳するなら、マテウスの振り抜きはノーモーションに近い、非常にコンパクトな振りだった。
あっ!?と思った時には遅かった。
歳を食って動体視力も反射神経も相当に落ちているから、経験から予測しないと間に合わないのに、その隙もなかった。

この日は、1枚もしくは数枚、これは、と思えるシーンが撮れた結果はあったけれど、撮り逃した悔いの方が心に多く残る。
まぁ、ガンバ大阪が 3-0 で勝ってくれたから、それで帳消しだけどね!
(写真撮りに行ってるわけじゃないから、撮影結果よりガンバ大阪の結果が最重要 ;-)