TediousPhoto20180510A_CameraJPEG
(D500 + AF-S 300mm f/4E PF ED VR @パナソニックスタジアム吹田)

↑上のは撮って出し JPEG。
明るめに露出しているのは、選手の顔を綺麗に出したいがため。
もう少し黒を締めるかどうかは、割と気分次第。

D500 でサッカー撮るのも3回目、ナイトゲームは2回目。
カメラは変わっても過去の経験、特に EOS 時代の経験があるから、露出は割と早めに決めていけた。
E-M1 Mark II みたいに「おぃ、実効感度低すぎだろ…」ということもないから楽。

問題はメーカー間で違いの大きなホワイトバランスや色だけど、ホワイトバランスはだいたい追い込めていけてる。
10K 単位で色温度が指定でき、色かぶりも1方向だけだが細かく調整できる。
100K 単位どころか 200K 単位でしか色温度指定できない上、AWB 他では可能なかぶり調整が色温度指定時はできないという、考えた奴は頭おかしいカメラで1年間アタマ抱えていたのが嘘のようである :-)

「よし、パナスタのナイトゲームでの撮影設定ベースはできたかな」

そう思って、その RAW ファイルを Lightroom Classic CC に読み込んでみると……

TediousPhoto20180510B_LightroomRAW

え?何これ?めっちゃ露出アンダーじゃん!?
確かに、今回は ISO をいつもより 1/3段分下げても明るいくらいの結果だったから、こうなるのも判らなくはないけど…
もしかして、D-ライティング設定の影響?

とりあえず Lightroom で露出を 2/3段上げつつ軽く調整してみて、こんな感じ。

TediousPhoto20180510C_LightroomEdit

うーん、撮って出し JPEG の方が良いじゃないか。

もちろん、ニコン純正の Capture NX-D で読み込むと、そのまま(撮影設定のまま)で↓コレである。

TediousPhoto20180510D_CaptureNX

純正 RAW 現像ソフトなのだから当たり前だが、撮って出し JPEG と同じ明るさである。色味は若干違うが、悪くない。

今まで、カメラの設定と Adobe 系の RAW 処理でここまで結果が違うことはなかった。
ぱっと見はカメラ側の設定で追い込んだ結果の方がだいぶ良いので、これからの RAW 現像処理に迷いそうだ。
画像管理は ViewNX-i より Lightroom でやる方が良いし(他のカメラもあるし)、ニコンの高感度写真の現像処理はだいぶ塗り塗りな傾向にあるが……