TediousPhoto0520-0395
(D500 + AF-S 500mm f/4E FL ED VR @鈴鹿サーキット)


引き続き、二重フェンス越しの撮影の話。

フェンス越しの撮影で問題になるのは、

・網目の細かさ
・網目の色
・光線状態
・撮影角度

の4つがある。

網目が細かいほど厳しい条件になるのは言うまでもないし、フェンスが黒ではなく色付き、特に明るい色になるほど、色かぶりとして影響するのもすぐ判るはず。

フェンス越しの撮影は基本的にコントラストが落ちて、霞がかかったような画質になりやすいので、後処理でがっつりコントラストを入れなきゃならないが、そうすると以下の写真のように色かぶりがはっきりと出る。

TediousPhoto0520-0765

緑色のフェンスだから緑かぶり。当たり前。

でもって、日差しが強いほど影響は強く出る。
日差しが若干弱くなって(薄雲越しになっただけで)、上記と同じ場所で、同じような後処理をしても緑かぶりの印象が違う。↓

TediousPhoto0520-0994

これでもまだ緑色のフェンスの影響はあるけれど、だいぶ普通の色である。
緑かぶりは後処理である程度は何とかなるけど、完全には消すのは厄介なので、できれば撮影時に軽減しておきたい。

TediousPhoto0520-0386

こういうのは後処理でも正直厳しい。
手を入れすぎると本来の色までおかしくなりがち。

また、被写体に対してフェンスに対して直対して撮るときよりも、フェンスに対して斜めになって撮る方がフェンスの影響は出やすいので、撮り方としても考える必要がある。

さらに、二重フェンスとなると、

・向こう側(二つ目)のフェンスまでの距離

も問題になり、その距離がある場合には、フェンスの網目の細かさや色、光線状態がさらに大きな要素としてかかってくる。

ので、最初の写真から少しズレたところで角度を変えて、また日差しが強くなったすると、

TediousPhoto0520-0444

こんな感じでフェンスの網網がやたら目立つ結果になってしまう。
おまけに、日中屋外でカメラの背面液晶を見るだけではなかなか細かいところまで判りづらかったりもするのが厄介である。